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XIII
DEATH

​死神

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KEY WORDS

新たな始まり|再生|解放|カリスマ|恍惚|起死回生

大きな変容|官能|第二の人生|覚醒|輪廻転生|新展開

STORY

「死」とはどんなものだろう。

世界はそれを丁寧に丁寧に隠蔽しているようだ。

隠すのはなぜ?

見せたくないものがある?見てはいけないものがある?

全てのものは等しく終わりを迎える。

「終わりたくない」

執着にまみれて縋りつくけど

終わりを迎えるその瞬間、どろっと解けるような

光る恍惚を見る。

「終わりたくない」

それでも心のどこかで

またあの光に触れる瞬間を待っている。

「私」の境界が解け、ひとつになるあの瞬間。

そして、気づけば真新しい私が待っている。

脳裏に焼き付くのは、

目がくらむほど鮮やかな青い蝶。

大空の圧倒的な輝きは死の輝きに他ならない。

大空の中で私の頭はふらつく。

頭がふらつくのは死の中よりも勝る場所はない。

​ジョルジュ・バタイユ

MESSAGE

「小さな死」という言葉があります。

親しんだけれど卒業すべき場所や人間関係

自分を保つために必要だった古い習慣

心に焦げ付いて離れない、呪いの言葉

そういうものを断ち切ることです。

 

「小さな死」があなたを迎えに来ました。

少し怖くて、もしかしたら痛いかもしれません。

例え良くないものだったとしても、

あなたの一部として馴染んでいたのですから。

 

でも怖いことばかりではありません。

痛みの奥には甘い甘い恍惚があるのです。

​たっぷり、ゆっくり感じてみて。

 

そして、真新しいあなたと出会えます。

再生のときです。

あなたは小さく生まれ変わるのです。​

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